セール野菜も大量消費!「ラタトゥイユ」で夏野菜をたっぷり味わおう!

2017/07/07

  • グルメ・レシピ
  • 節約

ピーマン、なす、トマトにズッキーニ。夏野菜が美味しい季節です。
セールで多めに買い込んだときは、大量消費できてアレンジも効くロングランレシピがGOOD! 夏野菜のラタトゥイユで、美味しく野菜を使い切ってみませんか?

夏野菜の大量消費ができるラタトゥイユとは

ラタトゥイユ(Ratatouille)とはフランス南部プロヴァンス地方の郷土料理です。野菜をたくさん使うのが特徴のメインにもサイドにもなる万能料理です。夏野菜がたっぷり食べられるラタトゥイユ、実は作り置きおかずとしても万能! パスタに絡めたり、パンにのせたりとアレンジして食べられます。カラフルな見た目もおしゃれですね。

ラタトゥイユには何を入れたらいいの?

ラタトゥイユらしい野菜といえば、まずはズッキーニではないでしょうか。味のベースとなるのは玉ねぎとトマトです。あとはナス、ピーマン、パプリカ、インゲン、キノコ、カボチャ……。意外とどんな野菜でも合うので、あるもので試してみてください。

忙しい主婦におすすめ! 「重ね煮ラタトゥイユ」が手間なし!

野菜を順番に炒めてから煮込むのがラタトゥイユの本来の作り方ですが、暑い夏は火のそばに長時間いるのはつらいもの。そこでおすすめなのが、炒める時間が短縮できる「重ね煮ラタトゥイユ」です。使う油が少なくヘルシーなのもうれしいところ。
同種類の野菜を層になるよう重ね、途中でかき混ぜたりしないのがポイントです。野菜を入れる順番は下記のどちらかがおすすめ。

  • ・ニンジンやカボチャなどの根菜を入れたいとき:先に根菜類を入れ、少し後で他の野菜をのせます。時差をつけて調理することで、加熱ムラがなくせます。
  • ・香味野菜でもある玉ねぎを一番下に入れる方法:玉ねぎのうまみが油と一体化し、出来上がると玉ねぎはほぼ溶けて、美味しいソースになります。

かんたん重ね煮ラタトゥイユのレシピ

では、重ね煮方式で作る、かんたんなのにとっても美味しいラタトゥイユにチャレンジしてみましょう。今回は、玉ねぎを下に入れるパターンのレシピです。最初にニンニクの香りをオリーブ油にしっかり移してコク不足をカバーします。

  • 材料(4人分)
  • ズッキーニ 1本
  • なす 2本
  • パプリカ 1個
  • 玉ねぎ 大1個
  • トマト 大1個
  • ニンニク 1片
  • オリーブ油 大さじ1
  • 塩 小さじ半分
  • (お好みで)オレガノ、タイムなどのスパイス
  • 1.薄切りニンニクとオリーブ油を弱火にかけます。
  • 2.ニンニクにうっすらと色がついてきたら、幅1.5cmで切った玉ねぎを入れます。
  • 3.その上から乱切りの野菜を種類ごとに順番に重ねます。
  • 4.上から塩、スパイスを振りかけ、鍋のふたをして中火で煮込みます。
  • 5.次第に大量の水分が出てきますので、全体がしんなりしたらふたを開け、水分を半分ほど煮詰めます。
  • 6.できあがり!

この重ね煮ラタトゥイユ、実は圧力鍋で作るともっと時短で光熱費も削減できちゃいます!加熱時間の目安は沸騰してから弱火に落として5分、火を止めて余熱で10分。夏野菜は火が通りやすいので、圧力が調節できるタイプなら、低圧で加熱すると野菜の形が残って食感も楽しめるのでおすすめです。(固い根菜を入れる場合は少し長めに加熱が必要になります。)

ラタトゥイユのアレンジいろいろ

ラタトゥイユは多めに作っておけばアレンジして楽しめます。忙しい主婦にとってはうれしいですね。

  • ・お肉をプラスして具沢山スープとして。
  • ・生卵を落として温めると朝食にぴったり。ご飯を入れてリゾットにしても。
  • ・冷凍保存しておき、使う分だけ解凍してパスタソースとして。
  • ・冷たいままご飯にのせてお醤油をかければ、ひんやり美味しい丼に。
  • ・茹でたジャガイモにかけてチーズをのせ、オーブン焼きに。

手間が少なくてアレンジ自在の重ね煮ラタトゥイユ。野菜のおすそ分けをいただくことも多いこの季節、使い道に迷ったらラタトゥイユと決めておけば、もう困ることはありませんね!

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