2020/06/25
中学生の約7割がスマホを所有しているこの時代、自分の子供の友達たちもスマホを持ち始めているけど、正直持たせるのは心配。塾や習い事に通い始めた子供にスマホを持たせたいけど、何に気を付ければいいのか分からない。このような悩みに心当たりはございませんか?
親が「心配だから」という理由だけでスマホを持たせないことは正解とは限りません。
スマホを購入する前にスマホルールを親子で話し合ってみませんか?
子供が主体性を持ってスマホを使えるルールを作ることで、スマホ依存や勉強時間の支障を防ぐことができるようになります。
スマホを利用しても良い時間、アプリごとの利用制限などを親子で話し合って、計画的に生活ができるようにしておきましょう。
スマホを利用しても良い場所や状況をルール化しておきましょう。
「スマホを使うためには、どうしたらいいのか?」を子供が納得するまで話し合って理解させることがポイントです。
子供と話し合うことで、ルールを守る重要性も伝えることができますね。
親の目が届きにくい、SNSやゲームなどのインターネット上は、子供にとって無法地帯になりえる環境です。
これらを防ぐため必要なのは、一度ネット上にアップしたものは削除をしても「消せない」こと、インターネットやSNSは世界中に閲覧者がいること、同じ文章でも受け取る人によって感じ方が違うことなど、当たり前の事でもスマホを渡すときにもう一度、子供と確認することが大切です。
コミュニケーションをとることができるスマホだからこそ、受け取る側の気持ちを考えて利用できるようにしましょう。外部から身を守るためにも、情報発信の危険と責任を理解させましょう。
ネットの世界は想像しているよりも、ずっと怖いということを伝えておきましょう。
子供とルールを決めるだけではなく、各キャリアが提供しているフィルタリングサービスや、アプリ、ファミリー共有機能を使って子供を守っていきましょう。
時間制限、違法・有害なコンテンツ、課金、閲覧履歴まで、子供のスマホを見なくても、親のスマホから「情報管理」ができる時代です。
親が子供のスマホを管理できることも伝えておきましょう。
「こっそりスマホを見られている」なんて後から知ったら、子供でなくても嫌な気分になりますよね。
いくらルールを決めても、守れないことがあります。「ルールを守れなかった時はどうするのか」を事前に決めておいて、それを実行しましょう。そうすれば、子供が「どうしてこうなったのか」を考えるきっかけになります。
子供が押し付けられていると思わないようにルールを決め、守らせることで、親が子供を信頼している姿勢も見せることができます。
一度決めたルールでも、成長にあわせて定期的に見直して、「成長に適した」ルールでスマホが使えるようにしていきましょう。