2023/08/23
クレジットカードを作ろうと思ったとき、予想以上にたくさんの種類があって戸惑ってしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。国際ブランドやカード会社、さらにはカードランクなど、クレジットカードの種類は多種多様です。
当記事では、クレジットカードの種類をわかりやすく解説します。自分にぴったりなクレジットカードを選ぶための参考にしてください。
目次
クレジットカードにはさまざまな種類がありますが、以下の3つの要素で分類されることが多いようです。
それぞれの要素は、クレジットカードの申込みの前に知っておきたい内容です。クレジットカード選びで失敗しないためにも、それぞれの違いを把握しておきましょう。
国際ブランドとは、国際的な決済システムのブランドのことです。国際ブランドが付いていることで、国際ブランドを提供する会社が持つ加盟店ネットワークを利用して、日本だけでなく世界中でクレジットカード決済が利用できるようになるのです。
さまざまな国際ブランドがありますが、代表的な国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubの5種類といわれており、それぞれに特徴があります。決済機能の利便性が高い「決済カードブランド」と呼ばれるのはVisa、Mastercard、JCBで、旅行やエンターテインメント分野でのサポートが充実している「T&Eカードブランド」と呼ばれるのがAmerican ExpressとDiners Clubです。利用シーンや利用目的に合わせて国際ブランドを選ぶとよいでしょう。
イオンカードにはVisa、Mastercard、JCBのいずれかの国際ブランドが付いています。
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クレジットカード発行会社とは文字どおり、クレジットカードを発行する会社のことです。クレジットカードを発行する会社はさまざまありますが、主に銀行系、信販系、流通系、鉄道・航空系(交通系)などに分類されます。
イオンカードは「流通系」もしくは「銀行系」のクレジットカードに属します。
以下で、クレジットカード発行会社の種類について詳しく解説します。
銀行系クレジットカードとは、銀行や銀行のグループ会社が発行しているクレジットカードです。銀行が発行しているため、ほかの系統のクレジットカードに比べて社会的信用度やステータスが高いといわれています。銀行のキャッシュカードとの一体型も多く、カードの枚数をスリム化できるなど便利に使えることが魅力です。ご利用額に応じて銀行ATM手数料が無料になるカードもあります。
信販系クレジットカードとは、信用販売(クレジット)取引を主な業務とする会社が発行しているクレジットカードです。信販系はサービスや特典が充実していて、銀行系に比べてポイントがたまりやすいことが魅力です。審査もスピーディで、発行しやすいカードといわれています。
流通系クレジットカードとは、百貨店やスーパーなど流通業を営む会社が発行しているクレジットカードです。ポイント還元率が高かったり、割引サービスが受けられたりするなど、発行元が運営するサービスや店舗でおトクにお買い物ができます。
鉄道・航空系(交通系)クレジットカードとは、鉄道会社や航空会社が発行するクレジットカードです。航空会社の発行するカードの場合は、普段のお買い物でもマイルを効率良くためられます。鉄道会社の発行するカードは交通系ICカード付きのものも多く、オートチャージ機能でポイントもためられて便利なのが魅力です。
カードランクとは、クレジットカードのステータス(社会的信用・価値)のことです。カードランクには4つの種類があり、下から「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」となります。カード会社によって異なりますが、一般的にはカードランクが高いほど年会費やステータスが高くなり、特典やサービス内容も手厚くなります。
一般カードは、最もオーソドックスなカードです。
ステータスの高いカードに比べると特典やサービスは少ないですが、年会費は低料金または無料のものが多いのが特徴です。
はじめてクレジットカードを持つ方には一般カードがおすすめです。
ゴールドカードは、一般カードよりステータスが高いカードです。一般カードに比べて特典やサービスが充実していて、年会費が数千円〜数万円程度かかるものもあります。
イオンカードではゴールドカードが最もステータスの高いカードで、空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険などのサービスをご提供しています。
クレジットカード発行会社によって、ゴールドカードより高いステータスとして用意されているのが、プラチナカードやブラックカードです。
プラチナカードはゴールドカードよりさらに上位のサービスを受けることができますが、年会費も審査の難易度も高くなります。プラチナカードの上位となるブラックカードを発行しているカード会社もあります。プラチナカードよりも手厚いサービスを受けられますが、カード会社からの招待制がほとんどなので、自分から入会することはできません。
イオンカードは約50種類以上と豊富にラインナップされています。どのカードを作るべきか悩んだら、「イオンカードセレクト」か、「イオンカード(WAON一体型)」をおすすめします。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカードセレクトはクレジットカードと電子マネーWAON、イオン銀行キャッシュカードという3つの機能が一体となったカードです。
年会費無料で、Visa、Mastercard、JCBのなかから好きな国際ブランドを選択できます。イオンが発行するクレジットカードなので、流通系クレジットカードの特徴でもあるポイント還元率の高さが魅力です。オートチャージ、公共料金のお支払いなどでおトクに電子マネーWAONポイントをためられます。
イオンカードセレクトでは、電子マネーWAONをイオン銀行口座からオートチャージすることができます。
オートチャージを行うことで200円ごとに1電子マネーWAONポイントがたまります。
オートチャージでも、電子マネーWAONでのお支払いでも200円(税込)ごとに1電子マネーWAONポイントがたまるので、ポイントがダブルでたまります。
そして、電子マネーWAONポイントは1ポイントごとに1円分の電子マネーWAONに交換してお買い物に活用することができます。
イオンカードセレクトはお申込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカード機能を兼ね備えているため、イオン銀行のキャッシュカードと合わせて持ち歩く必要はなくなるので、お財布がスリムになって便利です。
※イオンセレクトのオートチャージは、1日1回、1取引に1回のご利用となります。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンカード(WAON一体型)はクレジットカードと電子マネーWAONが付帯されているカードです。
クレジットカードと電子マネーWAONが一体となっているので、お支払いはこれ1枚でOK。年会費無料で、Visa、Mastercard、JCBのなかから好きな国際ブランドを選択できます。お申込み後、クレジットカードの到着を待たずに、手持ちのスマホで「AEON Pay」「Apple Pay」「イオンiD」やオンラインショッピングがご利用できます。
カードお申込み後、最短5分でイオンカード公式アプリ「イオンウォレット」にカード情報を受け取れるサービスもあるため、すぐにお買い物にご利用いただけます。詳しくは「即時発行」をご覧ください。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
種類・機能 | クレジット/WAON/キャッシュカード |
たまるポイント | WAON POINT/電子マネーWAONポイント |
利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード |
イオンゴールドカードは、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクト各種で年間カードショッピング50万円以上ご利用など、一定の発行条件を満たしたお客さまが対象となります。
切替え前に使用していたカードの国際ブランド・デザインで発行されます。
イオンゴールドカードは、各種保険の無料付帯(保険適用条件あり)や、国内主要空港ラウンジが無料で利用できるなど、イオンカードにはないさまざまな特典がございます。
年会費についても、イオンカード同様、無料です。
イオンゴールドカードに切替えた場合でも、切替え前のカードの電子マネーWAON残高や電子マネーWAONポイントを移行できるので、残高やポイントがなくなる心配はありません。
国際ブランドや発行会社によって、さまざまな種類があるクレジットカード。クレジットカードをよくご利用するシチュエーションや店舗、サービスを考慮して、自分に合ったクレジットカードを選んでくださいね。そのなかでもイオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)なら、クレジットカード機能と電子マネー機能が1枚で便利に使えるなど、どんな方にも使いやすい魅力があるので、種類が多すぎて悩んでいる方にもおすすめです!
※カード発行には所定の審査がございます。
※当記事は2023年8月時点の情報となります。