クレジットカードの引落口座の決め方

クレジットカードの引落口座の決め方は?変更する方法も解説

公開日:2024/09/17

クレジットカードを利用する際には、利用金額を引落とすための銀行口座が必要となります。クレジットカードの申込みのときに、引落口座はどのように決めればよいのか悩むこともあるのではないでしょうか。

当記事では、クレジットカードの引落口座の適切な決め方や引落口座の変更の手続き方法についても解説します。

クレジットカードの引落口座とはクレジットカードの利用代金を支払うために指定する銀行口座

クレジットカードで支払った場合、決済した代金は後日まとめてクレジットカード会社から請求され、登録しておいた銀行口座から料金が自動的に引落とされます。

引落口座はクレジットカードの申込み時に指定する必要があります。

引落口座はクレジットカードと同じ名義人でなければならない

クレジットカードの名義とクレジットカードの引落口座の名義は、原則として同一人物である必要があります。クレジットカードは、申込んだ本人の信用によって発行されるため、利用した金額を本人が支払うことが前提とされているためです。

ただし、申込んだ本人の配偶者や家族が利用できる家族カードを使用した場合は、家族会員が利用した金額を1つの口座から引落とすことが可能です。

クレジットカードの引落口座を決めるポイント

クレジットカードの引落口座を決める際には、考慮すべきポイントがあります。ここでは3つのポイントを解説します。

インターネットバンキングが使いやすいか

クレジットカードを利用する際、口座の残高や利用状況がすぐに確認できるインターネットバンキングが使いやすい口座を選ぶとよいでしょう。スマホなどから残高が確認できると、支払いに不安を感じることなく安心して利用できます。

残高不足になりにくい口座か

支払い遅延のリスクを回避するには、給与や賞与が振込まれる口座を引落口座にするのがおすすめです。

クレジットカードの利用料金の引落とし日に残高不足になると、支払い遅延となります。支払い遅延が続くと、クレジットカードが一時的に利用停止になる、遅延損害金が発生する、信用情報に記録が残るなどのリスクがあります。

利用したい口座が引落口座として設定できるか

一部のクレジットカードは、引落としできる口座が指定されているものもあります。

例えばキャッシュカード一体型のクレジットカードの引落口座は、発行元の銀行口座に限定されており、他の金融機関の口座を設定することができません。

クレジットカードを申込む前に、ご自身が持っている金融機関の口座が設定可能か、各カード会社の公式サイトで確認しましょう。

クレジットカードの引落口座の管理方法

クレジットカードの引落口座の管理方法は、大きく2つの方法があります。皆さんのライフスタイルによって、管理しやすい方法を選びましょう。

給与口座にまとめる方法

資金の移動を忘れがちな方や家計の管理を簡単にしたい方には、毎月の給与や賞与が振込まれる口座をクレジットカードの引落口座にする管理方法がおすすめです。

この方法では、毎月の収入と支出が1つの口座を確認するだけで把握できるため、家計管理がシンプルになります。また、クレジットカードの利用料金の引落とし時に残高不足となってしまうリスクを減らせます。残高不足になると、遅延損害金が発生したり、クレジットカードの利用停止につながったり、さらには利用履歴に傷がついたりしかねません。

引落とし専用口座を利用する方法

目的別に口座を作って管理したい方には、クレジットカードの引落とし用口座を新たに作る方法もあります。

毎月一定額を給与口座から移し、その金額内に支出を抑えると決めることで、使いすぎを防ぐメリットがあります。

ただし、引落とし日に残高不足にならないよう、クレジットカードの請求確定日に請求金額をしっかりと確認しておきましょう。

引落とし専用口座を用意したい方におすすめのイオンカード

クレジットカードの引落とし専用口座を用意したい方は、クレジットカード発行時に銀行口座も合わせて開設されるキャッシュカード一体型がおすすめです。ここでは、キャッシュカード一体型のクレジットカードであるイオンカードセレクトをご紹介します。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

年会費 無料
国際ブランド Visa Mastercard JCB
種類・機能 キャッシュカード/クレジット/WAON
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
ご利用可能サービス AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード

イオンカードセレクトは、イオン銀行キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの機能や特典が1枚になった入会金・年会費無料のカードで、イオン銀行口座からのお引落としとなります。

カード発行時にイオン銀行口座が開設されるため、自身で別途引落とし専用口座を開設する手間がかかりません。

イオン銀行以外の口座を引落口座に指定したい方におすすめのイオンカード

イオン銀行以外の金融機関の口座を引落口座にしたい場合は、イオン銀行キャッシュカード機能が付いていないカードからお選びいただけます。そのなかでもおすすめのイオンカード(WAON一体型)をご紹介します。

イオンカード(WAON一体型)

イオンカード(WAON一体型)

年会費 無料
国際ブランド Visa Mastercard JCB
種類・機能 クレジット/WAON
たまるポイント WAON POINT/電子マネーWAONポイント
ご利用可能サービス AEON Pay/Apple Pay/イオンiD/家族カード/ETCカード

イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードと電子マネーWAONが一枚になったカードです。発行方法を選択する際、当日からご利用いただける「即時発行」を選ぶと、インターネットショッピングやiD決済ですぐにお買い物に利用できるようになります。

引落とし口座に設定できる金融機関はこちら「カードお引落口座取扱金融機関一覧」からご確認ください。

イオンカードの引落口座を変更する方法

イオンカード(WAON一体型)など引落口座を変更できるイオンカードについて、引落口座を変更する方法を紹介します。

一部、引落口座に設定できない金融機関がありますので、ご注意ください。

<オンライン口座振替サービスでの変更>

  • 1. 暮らしのマネーサイトへログインして、「メニュー」→「各種お手続き・登録変更」を選択する
  • 2. 「お引落口座照会」を選択し、必須情報を入力する
  • 3. 「変更」をクリックして、「お引落口座変更」に進む
  • 4. 変更したい銀行口座を選択して、口座設定手続きを行う

<テレホンアンサー(自動音声応答サービス)での変更>

  • 1. 固定電話の場合「0120-223-212」、携帯電話・スマホの場合「0570-064-750」「043-331-0999」に電話をする
  • 2. 「0」を入力する
  • 3. 「2722#」を入力して、口座変更用紙の請求をする
  • 4. 音声案内に従って完了する

引落とし口座の設定・変更手続きが完了してから反映するまで、お時間がかかる場合がございます。

引落とし口座の設定が完了したか確認する方法や、反映タイミングの目安について詳しくはこちら「よくあるご質問 別ウインドウで開きます」をご確認ください。

まとめ

  • クレジットカードの引落口座とは、クレジットカードの利用料金を支払うために指定する銀行口座
  • クレジットカードの引落口座には、インターネットバンキングが使いやすく残高不足になりにくい口座がおすすめ
  • 引落とし専用口座を用意したい方は、イオン銀行口座が開設されるイオンカードセレクトがおすすめ
  • イオン銀行以外の口座を指定したい方は、引落口座を選べるイオンカード(WAON一体型)がおすすめ

一部を除き、クレジットカードの引落口座は複数の選択肢から選ぶことができます。給与口座を指定するか、引落とし専用口座を作るか、自身の管理しやすい方法を選びましょう。

これからクレジットカードを作るという方は、どちらの方法も選べるイオンカードをぜひお申込みください。

  • カード発行には所定の審査がございます。
  • 当記事は2024年9月時点の情報となります。