
公開日:2026/08/31
本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
はじめてETCカードを作る際、「年会費や発行手数料はかかるの?」「どこで発行するのが一番いい?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ETCカードを手に入れる方法は、大きくわけて以下の3つに集約されます。
【ETCカードの主な作り方】
この記事では、それぞれの発行手数料の有無や届くまでの日数、審査の要不要を整理して解説します。自分の状況と照らし合わせることで、迷うことなくおすすめの1枚を見つけられるはずです。
目次

ETCカードには、大きくわけて「クレジットカード付帯型のETCカード」と「ETCパーソナルカード」の2種類があります。一般的に個人の方がETCカードを作る際は、この2種類から検討することになります。
どちらを選ぶかによって、発行にかかる初期コストや特典、手元に届くまでのスピードが大きく異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
カード会社が追加機能として発行するタイプです。本体とETCカードのどちらも年会費が無料のものを選べば、費用をかけずに所有できます。
なかにはETCカードの発行手数料や年会費が有料のクレジットカードもありますが、たとえばイオンカードならどちらも無料で利用可能です。また、発行までの期間はカード会社ごとに異なりますが、イオンカードの場合、平日14時までにお申込みが完了すれば、最短翌日にETCカードが発送されます
まずは検討しているカードが「本体・ETCともに無料か」を確認しましょう。維持費のかからないカードを選んでおけば、利用頻度にかかわらず無駄な出費を抑えることができます。
クレジットカードを契約せずに、ETC機能のみを利用したい場合に選ぶのが「ETCパーソナルカード(パソカ)」です。高速道路会社が共同発行しており、利用規約に基づく審査がありますが、クレジットカードのような与信審査がなく、16歳以上の方が申込対象となります(未成年の場合は親権者の同意が必要です)。
ただし利用にあたっては、以下の維持コストや初期費用が発生します。
| 項目 | 条件・コスト |
|---|---|
| 年会費 | 毎年1,257円(税込)の費用がかかる |
| デポジット | 平均利用月額の4ヶ月分(最低3,000円~)を保証金としてあらかじめ預ける |
| 発行期間 | おおむね1ヶ月程度でカードを郵送 |
デポジットは通行料金のお支払いには充当できず、解約時まで預け続ける仕組みです。クレジットカード以外の支払い方法を希望される方にとっては選択肢の1つとなりますが、初期費用や発行までの日数を考慮したうえで検討するのがよいでしょう。

ETCカードを作る手順は、「新しくクレジットカードを作る際に同時に申込む」「今持っているクレジットカードに追加する」「クレジットカードなしでパソカを単独発行する」の3つのルートにわかれます。
それぞれの発行スピードや手続きの手間を比較し、自身の状況に合った方法を選びましょう。
新しくクレジットカードを作る際に、ETCカードを同時に申込めます。一度の手続きで「クレジットカード」と「ETCカード」の両方が手元に届くため、これから新しくカードを作ろうと考えている方におすすめの方法です。
一般的なお申込みの流れは以下の通りです。
�@ カードの選択
希望するクレジットカードの申込画面へ進みます。
�A 情報入力
氏名や住所などの本人情報を入力します。
�B 付帯サービスの選択
追加カードの選択画面で「ETCカード」にチェックを入れます。
�C 審査・発行
本体カードの審査と同時にETCカードの発行手続きが行われます。
たとえばイオンカードなら、新規入会と同時にETCカードを申込むことでETCカードが発送されます。
新生活や車を購入するタイミングなど、新しくカードを新調する機会に合わせて申込めば、手間をかけずにETCの利用を開始できます。
すでにクレジットカードを持っている場合、そのカード会社でETCカードのみを後から追加発行できます。すでに本人確認や引落口座の登録が完了しているため、複雑な書類提出なしで手続きが完了します。
一般的なお申込みの流れは以下の通りです。
�@ 会員サイトへログイン
カード会社のマイページや専用アプリにアクセスします。
�A メニューの選択
追加カードや付帯サービスのメニューから「ETCカード」を選びます。
�B お申込み完了
規約に同意し、ボタンひとつで申請が完了します。
たとえばイオンカードの場合、当社ホームページ「ETC専用カード」や、「AEON Payアプリ」から簡単に追加可能です。最小限の入力作業だけでETCカードを手に入れることができます。
カード会社によって手続き方法は異なるので、まずは手元のカードの公式サイトを確認してみましょう。
クレジットカードを使わずにETCを利用したい場合は、高速道路会社が共同発行する「ETCパーソナルカード(パソカ)」を単独で申込みましょう。
具体的なお申込みの流れは以下の通りです。
�@ 申込書の作成・入手
公式サイトの入力フォームで申込書を作成して印刷するか、事務局やサービスエリア(SA)で配布されている紙の申込書を入手します。
�A 書類の郵送
申込書に必要事項を記入し、運転免許証などの本人確認書類を添えて事務局へ郵送します。
�B デポジットの振込
事務局での確認後、デポジットの払込用紙が届きます。お近くのコンビニ等で保証金を払い込みます。
�C カードの到着
デポジットの入金確認後、2週間程度でカードが届きます(書類のやり取りを含めると、全体で1ヶ月程度かかります)。
クレジットカード付帯型に比べると、書類の郵送やデポジットの振込など、自分で動くステップが多いのが特徴です。利用開始までに一定の期間を要するため、早めにETCカードを入手したい方は余裕を持って手続きしましょう。

ここからは、クレジットカード付帯型のETCカードを例に説明していきます。
ETCカードを利用するメリットは、高速道路の利用がスムーズかつおトクになる点にあります。
単に小銭を出し入れする手間が省けるだけでなく、通行料金の割引が受けられたり、独自のポイント還元を受けられたりと、現金払いにはないメリットが数多くあります。
ここでは、ETCカードを利用する際の主要なメリットを解説します。
ETCカードを利用すれば、高速道路の料金所で停止して現金や通行券を受け渡しする手間がなくなります。専用レーンを時速20km以下で走行するだけで自動的に決済が完了するため、窓を開けて小銭を出し入れする煩わしさがありません。
特に交通量の多い時期などは、一般レーンで発生しがちな「支払い待ちの渋滞」を回避できるため、目的地までの到着時間を短縮できます。
ETCカードを利用する大きなメリットが、道路事業者が提供する「ETC限定割引」を受けられる点です。たとえば、NEXCO(東・中・西日本)が管理する道路では、主に以下のような割引が適用されます。
もちろんイオンカード付帯のETCカードでも、これらの公的な割引制度は適用されます。自身の走行ルートや日程が割引の対象になるか、各道路事業者の公式サイトで事前に確認しておきましょう。
クレジットカード付帯のETCカードを利用すれば、高速道路の通行料金に対しても、クレジットカード独自のポイントがたまります。
ETCカードの利用分はショッピング枠での決済として扱われるため、普段のお買い物と同様にポイント還元の対象となります。
たとえばイオンカードなら、通行料金200円(税込)ごとに1 WAON POINTが進呈されます。日々のお買い物で進呈されるポイントと合算できるため、現金で支払うよりも効率的にポイントをためることができます。
クレジットカード独自のポイントとは別に、道路事業者が提供する「ETCマイレージサービス」に登録することで、通行料金に応じたポイントをためることができます。
たまったポイントは還元額(無料通行分)に交換し、次回の通行料金のお支払いに充てることが可能です。クレジットカードのポイントとマイレージポイントを二重取りできるため、現金払いよりも大幅にお得になります。
たとえばイオンカード付帯のETCカードでも、登録するとポイントがもらえます。ETCカードが届いたら、すぐにETCマイレージサービスの公式サイトから登録を済ませましょう。
ETCカードがあれば、サービスエリアやパーキングエリアなどに設置された「スマートIC」から高速道路を乗り降りできます。
従来のインターチェンジに加えて、利用できる出入り口の選択肢が増えるため、目的地によっては移動時間の短縮や、走行距離が短くなることによるガソリン代の節約につながります。
ただし、スマートICはゲートの前で必ず「一時停止」が必要なほか、場所によっては車両制限があるので注意が必要です。
ETCカードがあれば、高速道路だけでなく、ガソリンスタンドや駐車場、ドライブスルーなどで決済ができるキャッシュレスサービス「ETCX(イーティーシーエックス)」を利用できます。
車に乗ったまま、財布を出さずにタッチレスで支払いが完了するため、小銭を用意する手間や時間がかかりません。
イオンカード付帯のETCカードも対象です。通常のETCとは異なり、ETCXの公式サイトでの事前会員登録が必要なので、カードが届いたら忘れずに登録しておきましょう。

ETCカードは、発行元となるクレジットカードによって、手数料の有無や受けられる特典が大きく異なります。ここでは、自分に合った1枚を選ぶために、チェックしておきたい3つのポイントを確認しましょう。
ETCカードを選ぶ際、まず確認したいのがコストです。カードによっては、年会費や発行手数料がかかる場合があります。
たまにしか高速道路を利用しない方は、無条件でずっと無料のカードを選ぶのが安心です。まずは検討中のカードの公式サイトで規約を確認し、完全無料かを見極めてください。
万が一のトラブルに備え、カードに付帯する補償内容も確認しておきましょう。
たとえば、イオンカードには不正利用補償特典がついており、カードの紛失や盗難により、第三者に不正利用された損害が補償されます。
幅広いリスクがカバーされているカードを選んでおくと、万が一の際も安心です。
自分がよく使う路線や店舗で、しっかりと特典を受けられるカードを選ぶのがポイントです。特に、よく利用する高速道路会社との提携カードや、特定の店舗で特典を受けられるカードを選ぶとよいでしょう。
チェックすべきは以下の2タイプです。
たとえばイオンカードには、NEXCO各社や首都高速、阪神高速と提携したカードが豊富にそろっており、対象の道路で独自の優待が受けられます。またイオンカードを利用すると基本、200円(税込)ごとに1WAON POINTが進呈されますが、イオングループの対象店舗で使うと、いつでもWAON POINTが基本の2倍になります。
たまったポイントは、次回の通行料金に充てたり、いつものお買い物に使ったりと、無駄なく活用できるのも嬉しいポイントです。
まずは自分がどの路線を使い、どこでお買い物をすることが多いかをイメージして相性の良い1枚を検討しましょう。
ここでは、ETCカードを発行できるおすすめのクレジットカードを紹介します。イオンカードは、ETCカードの年会費・発行手数料がすべて無料です。
普段のお買い物でもポイントがたまりやすい1枚から、特定の高速道路利用で特典が受けられる提携カードまで、おすすめのカードを紹介します。ご自身がよく利用する路線や目的地に合わせて、おすすめの1枚を見つけてみてください。
| カード名称 | おすすめの人 | ETC利用時の主な特典 | SA・PA等での特典 |
|---|---|---|---|
![]() イオンカード(WAON一体型) |
普段のお買い物をメインにしたい方 | 基本のポイント還元率(200ポイントで1ポイント) | イオングループ対象店舗でポイント基本の2倍 |
![]() イオン E-NEXCO pass カード |
NEXCO東日本エリアをよく利用する方 | ポイント最大、基本の3倍(土日)/ポイントをE-NEXCOポイントへ交換可 | 対象SA・PAでのお買い物にポイントが使える |
![]() イオン首都高カード |
首都高速道路をよく利用する方 | 毎週日曜日の通行料金が20%OFF | 首都高PAでの売店・レストラン利用でポイント基本の5倍 |
![]() イオン NEXCO中日本カード |
NEXCO中日本エリアをよく利用する方 | ポイント最大、基本の3倍(土日)/ポイントをETCマイレージへ交換可 | 対象SA・PAでの利用でポイント基本の2倍 |
![]() イオンNEXCO西日本カード |
NEXCO西日本エリアをよく利用する方 | ポイント最大、基本の3倍(土日)/ポイントをETCマイレージへ交換可 | 対象SA・PAでの利用でポイント基本の2倍 |
![]() イオンTHRU WAYカード |
阪神高速道路をよく利用する方 | 毎週日曜日の通行料金が5%OFF | 阪神高速PAでの対象店舗利用でポイント基本の10倍 |

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETC専用カード/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
まずは、特定の路線に限らずどこでも使いやすいイオンカード(WAON一体型)を紹介しましょう。
こちらのカードは、イオングループの対象店舗でWAON POINTがいつでも基本の2倍たまるほか、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」には、イオンマークのカード払い、AEON Pay決済、電子マネーWAONでのお支払いでお買い物代金が5%OFFになります。
特定の高速道路にこだわらず、普段のお買い物でメインに活用したい方におすすめの1枚です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETCカードが自動付帯/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
イオン E-NEXCO pass カード(WAON一体型)は、全国の高速道路やNEXCO東日本の施設をよく利用する方に、特におすすめの提携カードです。
イオン E-NEXCO pass カード(WAON一体型)のメリットは、ETC走行でおトクにポイントをためることができる点です。全国の対象高速道路でのETC利用で、月曜~金曜はWAON POINTが基本の2倍、土曜・日曜なら基本の3倍たまります。
さらに、たまったWAON POINTは「E-NEXCOポイント」に交換することで、全国の高速道路料金のお支払いに充てたり、NEXCO東日本エリアのサービスエリア・パーキングエリアでのお買い物に利用したりできます。
週末に遠出をする機会が多い方はもちろん、たまったポイントを賢く次のドライブ代に還元したい方に最適な1枚です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETCカードが自動付帯/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
イオン首都高カード(WAON一体型)は、首都高速道路を日常的に利用する方に適した提携カードです。
特徴は、毎週日曜日の首都高通行料金がご請求時に20%OFFになる特典です。日曜日にETC専用カードを利用して首都高を走行すると、自動的に割引が適用されます。さらに、首都高パーキングエリア(PA)内の売店やレストランでカードを利用すると、WAON POINTが基本の5倍たまります。
日曜日に首都高を走る習慣がある方なら、よりおトクにドライブを楽しめる1枚です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETCカードが自動付帯/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
イオン NEXCO中日本カード(WAON一体型)は、全国の高速道路やNEXCO中日本エリアの施設をよく利用する方に適した提携カードです。
全国の対象高速道路でのETC利用で、月曜~金曜はWAON POINTが基本の2倍、土曜・日曜なら基本の3倍たまります。
さらに、たまったWAON POINTは「ETCマイレージサービスの無料通行分」に交換して、通行料金のお支払いに充てられます。また、NEXCO中日本エリアのサービスエリア・パーキングエリア内にある対象店舗でのお買い物でも、WAON POINTが基本の2倍たまります。
NEXCO中日本エリアの走行機会が多く、ETCマイレージサービスと連携しておトクにポイントを活用したい方におすすめの1枚です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETCカードが自動付帯/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
イオンNEXCO西日本カード(WAON一体型)は、全国の高速道路やNEXCO西日本エリアの施設を頻繁に利用する方におすすめの提携カードです。
特徴は、ETC走行による高いポイント還元率です。全国の対象高速道路でのETC利用で、月曜~金曜はWAON POINTが基本の2倍、土曜・日曜なら基本の3倍たまります。さらに、NEXCO西日本エリアのサービスエリア・パーキングエリア内にある対象店舗でのお買い物でも、WAON POINTが基本の2倍たまります。
また、たまったWAON POINTを「ETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)」に交換できるため、次回の通行料金として賢く還元できる点も魅力です。
平日の通勤から休日の遠出まで、NEXCO西日本管内を中心に車での移動が多い方には欠かせない1枚です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド |
|
| 機能 | クレジットカード+電子マネーWAON |
| たまるポイント | WAON POINT |
| 基本還元 | 200円(税込)につき1WAON POINT(還元率0.5%) |
| 追加カード | ETCカードが自動付帯/家族カード |
| 利用可能サービス | AEON Pay/Apple Pay/イオンiD |
イオンTHRU WAYカード(WAON一体型)は、阪神高速道路を日常的に利用するドライバーにとって、非常にメリットの大きい提携カードです。
特徴は、毎週日曜日の阪神高速通行料金が請求時に5%OFFになる特典です。事前に「スルーウェイ阪神高速割引サービス」へご登録が必要となります。
さらに、ポイント還元も魅力です。阪神高速のパーキングエリアにある対象店舗やレストランでカードを利用すると、WAON POINTが基本の10倍たまります。
阪神エリアを中心に日曜日のドライブやレジャーを楽しむ機会が多い方には、必須の1枚と言えるでしょう。

ETCカードは便利な一方で、正しく運用しないと重大な事故につながる恐れもあります。また、クレジットカードとしての決済機能を持つため、管理を怠ると不正利用されてしまうリスクもあります。
この章では、安全でスムーズなドライブを維持するために最低限押さえておきたい4つの注意点を確認しましょう。
ETCゲートを通過する際は、時速20km以下まで減速して進入しましょう。通信エラーや前方の車の急停車など、不測の事態に備えていつでも止まれる速度を保つことが重要です。
走行中に特に意識したいチェックポイントは以下の通りです。
万が一、バーが開かずに止まってしまった場合は、絶対にバック(後退)せず、ハザードランプをつけて係員の指示を待ちましょう。
ETCカードには、クレジットカードと同様に有効期限が設定されています。期限が切れたカードを車載器に挿入しても、料金所のゲートは反応しません。期限切れに気づかず進入すると、開閉バーに衝突する危険があるため、以下の3点は必ず押さえておきましょう。
特に注意したいのが、住所変更を忘れていて更新カードが届いていることに気づかないケースです。知らないうちに期限が切れていたという事態にならないよう、登録情報の管理は徹底しましょう。
車を離れる際、ETCカードを車載器に挿入したままにするのは危険です。ETCカードは実質的にクレジットカードと同じ決済機能を持っており、車外から見える状態で放置することは盗難のリスクを高めます。
以下の理由から、車を離れる際は必ずカードを抜き取るようにしましょう。
防犯面はもちろん、カードを正常に使い続けるためにも、ドライバー自身が携帯して保管するのが安心です。
ETCカードは、カード会社と契約した名義人本人のみが利用できます。たとえ家族や親しい友人であっても、自分名義のカードを使い回すことはルールで禁止されています。
ルールに反した貸し借りを行っていると、万が一の盗難や不正利用の際に補償が受けられなくなるほか、カードが止まってしまうなどのペナルティを受ける可能性もあります。
友人や家族が車を運転する場合は、必ず「運転する本人のETCカード」を挿入して走行するようにしましょう。
A. 現在、多くのカード会社ではお申込みから手元に届くまで、数日から2週間程度の日数を要するのが一般的です。以前は一部の窓口などで即日発行が可能なケースもありましたが、現在は配送でのお受取りに集約されている傾向があります。
たとえば、イオンカードの場合、平日14時までにお申込みが完了すれば、最短翌日にETCカードが発送されます。利用予定がある場合は余裕を持って早めに手続きを済ませておきましょう。
A. はい、ETCパーソナルカードであれば単体で作ることが可能です。一般的にETCカードはクレジットカードに付帯して発行されますが、クレジット機能のない専用カードも存在します。これは高速道路会社6社が共同で発行しているもので、利用規約に基づく審査がありますが、クレジットカード発行のような与信審査なしで作れるのがメリットです。ただし、デポジット(保証金)を預ける必要があるため、「どうしてもクレジットカードを作りたくない」という方向けの選択肢といえます。
A. はい、クレジットカード本体とETCカードの両方が完全無料のものを選べば、費用はかかりません。ETCカードには発行手数料と年会費の2種類のコストがかかるものがありますが、どちらも無料のタイプなら0円で使い続けられます。
一方で、発行時に手数料が発生するカードや、年に一度も利用がないと年会費がかかる条件付きのカードも存在します。余計な出費を気にせず持ちたいなら、無条件でずっと無料で利用できる1枚を選ぶのがおすすめです。
ETCカードを手に入れる方法は大きく分けて3つありますが、コストと利便性の両面でおすすめなのはクレジットカード付帯のETCカードを選ぶことです。
最後に、納得のいく1枚を選ぶためのポイントを整理しましょう。
どれが良いか迷ってしまう方は、発行手数料・年会費がともに無料で、独自の補償制度も備えたイオンカードを検討してみてはいかがでしょうか。
自分にぴったりのETCカードを早めに準備して、おトクで快適なドライブを楽しみましょう。
【監修者】
菊地 崇仁(きくち たかひと)
株式会社ポイ探 代表取締役
1998年に法政大学工学部を卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発などに携わったのち、2002年に退社して起業。2006年よりポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。
クレジットカード・ポイント・マイレージ分野の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など多数のメディアに出演。140枚以上のクレジットカードを保有し、実際の利用経験をもとにした情報発信を行っています。
日本経済新聞「NIKKEIプラス1」などでコラム執筆も行うほか、講演・セミナーなどを通じて、クレジットカードやポイントの賢い活用方法を広く発信しています。
本記事は2026年8月時点の情報です。掲載している各サービス・制度の内容は予告なく変更・終了となる場合があります。最新の情報は各提供元・関係機関の公式情報をご確認ください。